2017年 12月 08日
伊藤ふきげん製作所
著者を知った頃は詩人として脚光を浴びていて
まだ長女が抱っこされていたと思う。
刺激的でモラルのかけらもない最近とは違い
かなりセンセーショナルな存在だった。
画もかなり上手い。
私はまだ独身だったが
留学中の前夫にせっせと送った絵手紙を見て
いつかこの情熱は同じ激しさで真逆に向かうだろう思った。
本書を手に取ったのは
親子二代の摂食障害について知りたかったからだ。
今でこそ原因や対処法がある程度まとまっているが
当時すでに最近と同じ域に達していたことに驚く。
著者の人生を身勝手、というのは簡単だ。
実際かつての私もそう思っていた。
でも我が子を「不細工でうっとおしい」と公言できるのは
我が子に対する絶対的な愛情と信頼があるからであり
それらを得るには
自らに対する強烈な自己肯定感が必要なのだと今ならわかる。
まだ長女が抱っこされていたと思う。
刺激的でモラルのかけらもない最近とは違い
かなりセンセーショナルな存在だった。
画もかなり上手い。
私はまだ独身だったが
留学中の前夫にせっせと送った絵手紙を見て
いつかこの情熱は同じ激しさで真逆に向かうだろう思った。
本書を手に取ったのは
親子二代の摂食障害について知りたかったからだ。
今でこそ原因や対処法がある程度まとまっているが
当時すでに最近と同じ域に達していたことに驚く。
著者の人生を身勝手、というのは簡単だ。
実際かつての私もそう思っていた。
でも我が子を「不細工でうっとおしい」と公言できるのは
我が子に対する絶対的な愛情と信頼があるからであり
それらを得るには
自らに対する強烈な自己肯定感が必要なのだと今ならわかる。
by camel-40
| 2017-12-08 18:24
| 読書